今回はガバナー3機種の違いを比べてみたい。
まず3機種とは下記の3点
1.英国製初期(グリーン基板)
2.英国製後期(ブルー基板)
3.韓国製
大きく分けて英国製と韓国製に分かれることはご存知だと思う。その違いについてはこちらのホームページがすごく詳しい。松美庵も参考にさせていただいた。すごいですよね、ネジの違いまで検証しています。
上記ページと重複するかもしれないけど、更なる違いを見ていきましょう。
外観
初期
後期
韓国
ボディの艶
無し
無し
あり
CEシール
無し
無し
あり
FootSWの種類
艶有
艶なしで同じ
更に...
韓国製は裏蓋のネジ位置が縦に2ミリほど狭い
裏蓋の塗装模様が英国製は細かい。
解説
ボディの艶は並べてみないとわからないかもしれない。でも並べると韓国製が妙に艶があるのが判る。
CEシールはボディ下側に貼ってあり、これは見分けるときに判りやすい。でも剥がされていたらそれまでだからねぇ...
フットスイッチの種類は意外だった。後期と前期を見分けるのに便利。これはそれぞれ2台ずつ計4台からのデータだ。上の写真は左から初期、後期、韓国の順番である。ワッシャーの違いも見れる。
それと裏蓋のネジ位置も意外だった。外形寸法は同じなのにネジ位置だけ違うことになる。なので塗装の模様等のことも含め、英国製筐体の型をそのまま使ったわけではないことを証明している。
フットスイッチのワッシャーについてだが、上記ホームページではワッシャーが付いている韓国製も存在するような書き方だ。とりあえず松美庵が手にした5台ほどの韓国製ではひとつだけ付いていた。
いろいろと調べたところ、同じ韓国製でもシリアル番号が「GK4桁」だとワッシャー付きが多いようで「GK5桁」になると明らかに付いていない。もしかして韓国製でも前期と後期があるのだろうか?
内部
1.韓国製は基板が違い、フットスイッチとLEDも基板化している。内部配線にコネクタを利用している。
2.ポットが違う=英は2つのナットで止めるタイプ、韓国製はナットはひとつで底上げしているようなポットを使用。
←左の写真が英国製、右が韓国製
解説
1に関しては完全に量産化への手ヌキ。
2に関しても作業工程を少なくする為にポットをオーダーしたのだと考えられる。
と、違いを見てきたのだが、何の役にも立たない気がしてきた(^^ゞ。
ま、とりあえずオークション等でガバナーを買うときに参考にしていただければ良いと思う。
あと言える事は、韓国製をリイシューする段階で数多く売れるのを前提で設計を進めているのがわかる。結果的にその分「手ヌキ」ということになってしまったが、他メーカーのリイシューと比べたらうまく再現していると思う。
ひとつだけ言わせてもらえば、内部のコネクタだけは辞めて欲しかったな。